記憶でスケッチなので現実とは違うと思うのですが…(^^;
サントリーホールP席からの景色です。
実際は指揮者とオーケストラと歌手がもっと密集した感じでした。
後ろから聴いているので音が前へ向かっており、
オーケストラの音は前面から聴くよりは纏まりはないかもしれませんが
指揮によってそれぞれの楽器の音がぶわっと立ち上がったり、
各パートごとに準備したり、譜面をババッとめくったりする様子が見えたり、
シンバルとかトライアングルが近かったので、その繊細な動きに驚いたりしていました。
演奏だけの曲もあったのでオーケストラと指揮者に集中することも出来て、
指揮者(パーヴェル・バレフ)がこちら側を向いているので、
生き生きと振っている様子が分かり、とても楽しくなりました。
指揮台にシュッと乗ったり、譜面をサササッとめくったり、表情豊かで見ていて楽しかった〜^^
そして、オーケストラが完璧!で、素晴らしかったです。本当に美しい音色でした。
すごいわ、東京フィルハーモニー。
バイオリンだけの音が響いているのを聴いていたある瞬間、
音と一緒にパステルカラーの色とりどりの花のイメージが沸き上がってきて、
それをきっかけに音と共に色々な美しい色のイメージがどんどん湧いてきました。
たぶん私が絵描きだから色々想像が膨らんだのでしょうね。
澄んでいて美しい色のイメージ。
ディアナ・ダムラウの歌声は宝石みたいにキラキラ美しかったです。こちらも透明感。
ニコラ・テステはまろやかな声で、紺色から青紫みたいな声、、、って分かりづらいかな^^;
そんなイメージでした。美しいです。
やはり音は前へ向かっているので、前を向いているときは少し聞こえづらいのですが、
それでも高音の美しさは感じましたし、
横や後ろも向いてくれたので、横向きのときでさえ鼓膜に音がビリビリとするのを感じたくらいでした。
youtube でたまたま「夜の女王のアリア」を耳にして(今回の演目には無いけれども)
来日すると知って発作的にチケットを取ろうとして
P席しか残っていないと知ったときは少しためらいましたが、
次はいつ観れるか分からないし、オーケストラが聴いている音と近い音が聞けるという機会もないし行っておこう…
と思って行ってみて本当に良かったです。
P席楽しかった。
とにかくオーケストラが近いので、
こんな風に演奏しているんだという驚きと興奮がありました。
楽器も本当に美しくて、ワクワクしました。
もちろん音は前で聴いた方が良いのですが、
私は後ろの席がとても気に入って、また機会があったら座りたいなと思ったくらい。
素晴らしい声、素晴らしい指揮、素晴らしい演奏をありがとうございました!と、言いたいです。
なにもかも素敵だったわー。素晴らしいホール。
出演者のサービス精神もすごかった!!なんかもう、なんかもう!感激でしたよ。
今までオペラなど殆ど聴いたことがないというのに、とても感動しました。
最高に美しいものを実際に見たり聴いたりすることは、時々、しよう〜。
もう、感覚が刺激されて、まだ感動している。
ディアナ・ダムラウ「夜の女王のアリア」
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