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《へなまめ星人の手帖》

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上野の森でインプットDAY。

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カラヴァッジョ展@国立西洋美術館に行ってきました。
12日までなので、またしても駆け込みぎみw

そこそこ混んでいて、へえ〜と意外な気分でした。
私もどこかでは観ているのだけど、それほど好きというわけでもなく。。。
いろいろインプットしようと思って行きました。

カラヴァッジョとその画法を引き継いだ画家たちカラヴァジェスキの絵からなる展示。
カラヴァッジョの作品自体はもともとが少ないようですが、
来ている作品も少なく感じました。けど、濃かった。

カラヴァッジョの作品がほとんどだと勘違いして行ったため、
はじめの数点はカラヴァッジョだと思って見ていましたが、
途中で違和感を感じて、はじめに戻り作者を確認したら違う人でした。

画法を継承しているカラヴァジェスキ達の作品が多かったです。
カラヴァジェスキとはカラヴァッジョ本人を知っていたわけでは無いようですが、
その画法を受け継いでいるというのが面白いなと思いました。

本当によく似ていて、はじめは混乱しました。
でも、観ていると、何かが違う。何が違うんだろう。
圧倒的な存在感と表現力、題材に対するシンプルさかなあ。リアリティ?
など色々考えながら観ていました。

本人は乱暴ものだったようで、そういうエピソードのある古文書の展示もありました。
たしかに乱暴なのだけど、それって相手が喧嘩売ってるよね?と思うものもあったり、
激しい性格でいろいろ大変だったのだろうなあと思ったり。

カラヴァッジョとカラヴァジェスキの作品を眺めながら色々思いました。
上野の森でインプットDAY。_d0229251_03565513.jpg
そのあと常設展も観て、全部で4時間かかった。。。
他の美術館も回ろうかと思っていましたが、体力の電池切れ。
常設展も充実していて、版画素描室がとても良かったです。

つづく。







by henamame | 2016-06-11 04:10 | 観に行ってきた | Comments(2)
Commented by desire_san at 2016-06-12 15:13
こんにちは。
私もカラヴァッジョ展を見てきましたので、楽しくブログを拝見しました。カラヴァッジョの絵画は多様性があり、人によって作品の好き嫌い別れるかもしれませんが、伝統的な表現を一新させた斬新さ、リアリティーのある絵画表現、どんな場面にも美しさが潜ばせる独特の美意識は、カラヴァッジョの画家としての凄さを感じました。

今回のカラヴァッジョ展からカラヴァッジョの絵画の魅力と美術史を塗り替えたかを考察してみました。別枠のカラヴァッジョの生涯も含めて読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。

Commented by henamame at 2016-06-13 09:54
> desire_sanさん
こんにちは。コメントありがとうございます!カラヴァッジョはあまり好きでなかったのですが、改めて観て、すごい画家だなあと思いました。そこにあるかのようなリアリティ、存在感でしたね^^desire_sanさんのブログも拝見しますね!